水性塗装 色止め
僕はミノーのカラーリングは、水性塗料を使ってます。そのメリットは、セルロースセメントにディッピングしても色が流れないことです。
しかし、100%流れないのでなく、乾燥時間不足や、どういう訳か、時々うまくいかないことがあります。
こちらは、白が飛んでしまった例です。部位は腹部で、色は白系などの薄いカラーでなることが多いように思います。
そこで今回は、このようにならないように最近行っている水性塗装の色止め方法について書いてみようと思います。
僕が使用しているのはこちらの「水溶性 つやだしニス」です。ホームセンターで1,200円くらいで購入することができます。
「水彩えのぐの上に吹き付けても色がにじまない」との説明書きがあります。
まずは、いつも通りに主にセラムコートを使って
水性塗装を納得がいくまで行います。
そして塗装が終わったら、1回目のディッピングをする前に「水溶性つやだしニス」を2回吹きします。すると「つやだしニス」というだけあって、艶感が出てすでに仕上がったようになります。
そして20分くらい乾かして、ゆっくりセルロースセメントにディッピングします。
そしてセルロースが乾燥するのを待ってから確認すると、色の飛びや流れもなく、「色止め」成功です♪
これで、この後のディッピング作業を安心して行っていくことができます。
注意点は、「水溶性つやだしニス」を吹き付けた後に着色した塗料は流れるので、全部塗装が終わってから「水溶性つやだしニス」を吹き付けることと、
ミノーの名前などを、この「色止め」して早い段階で書くと、ディッピングをする度にどんどん字が巨大化して流れますので、1番最後のディッピングの前に書くことです。
こうして、出来上がったのがこんな感じです。右側が今回の色止めを行ったミノーです。吹き付けた白い塗料が、飛ぶことなく綺麗に消えていってくれてます。
また、最後に水性ボールペンで書いた字も綺麗にでていますね。
〜SIMONS MINNOW〜
・LABRISH80s (17g)
カラー / 金黒 アユ
最後まで読んくださりありがとうございました。水性塗装の色止め方法は、他にもあり、僕のやり方はそのひとつにすぎません。もし参考になれば幸いです(*^▽^*)
関連記事