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2017年02月13日

水性塗装 色止め

僕はミノーのカラーリングは、水性塗料を使ってます。そのメリットは、セルロースセメントにディッピングしても色が流れないことです。



しかし、100%流れないのでなく、乾燥時間不足や、どういう訳か、時々うまくいかないことがあります。




こちらは、白が飛んでしまった例です。部位は腹部で、色は白系などの薄いカラーでなることが多いように思います。




そこで今回は、このようにならないように最近行っている水性塗装の色止め方法について書いてみようと思います。



僕が使用しているのはこちらの「水溶性 つやだしニス」です。ホームセンターで1,200円くらいで購入することができます。




「水彩えのぐの上に吹き付けても色がにじまない」との説明書きがあります。






まずは、いつも通りに主にセラムコートを使って水性塗装を納得がいくまで行います。





そして塗装が終わったら、1回目のディッピングをする前に「水溶性つやだしニス」を2回吹きします。すると「つやだしニス」というだけあって、艶感が出てすでに仕上がったようになります。




そして20分くらい乾かして、ゆっくりセルロースセメントにディッピングします。




そしてセルロースが乾燥するのを待ってから確認すると、色の飛びや流れもなく、「色止め」成功です♪

これで、この後のディッピング作業を安心して行っていくことができます。




注意点は、「水溶性つやだしニス」を吹き付けた後に着色した塗料は流れるので、全部塗装が終わってから「水溶性つやだしニス」を吹き付けることと、




ミノーの名前などを、この「色止め」して早い段階で書くと、ディッピングをする度にどんどん字が巨大化して流れますので、1番最後のディッピングの前に書くことです。




こうして、出来上がったのがこんな感じです。右側が今回の色止めを行ったミノーです。吹き付けた白い塗料が、飛ぶことなく綺麗に消えていってくれてます。




また、最後に水性ボールペンで書いた字も綺麗にでていますね。




〜SIMONS MINNOW〜
・LABRISH80s (17g)

カラー / 金黒 アユ




最後まで読んくださりありがとうございました。水性塗装の色止め方法は、他にもあり、僕のやり方はそのひとつにすぎません。もし参考になれば幸いです(*^▽^*)





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この記事へのコメント
初めまして。いつも楽しく拝見させて頂いております。
僕も水性塗料で塗装しており、色止め後のディッピング後によく色飛びをしていたので、興味深く読まさせて頂きました。

最近、塗料は違いますが同じようにクリアを吹く色止めの方法で色飛びはしなくなったのですが、
色止めの後の最初のディッピングをした後のセルロースの硬化が遅くなってしまい、悩んでおります。
ご紹介の方法ではセルロースが硬まりにくくなったりしませんでしょうか?
お教えいただければ幸いです。
Posted by pioneerfield at 2017年02月14日 14:37
pioneerfieldさん
初めまして。コメントありがとうございます! 未熟な知識ですが、読んで下さり本当に嬉しいです。

pioneerfieldさんも水性塗料をお使いなのですね。今夜1本ミノーを塗装したので、色止め後最初のセルロースディッピングの硬化について、意識してやってみました。

結果は、あのニスを吹いて30分してセルロースに浸けて、2時間後に確認しましたら、硬化が遅れる現象はなく、問題ありませんでしたよ。参考になれば幸いです(*^▽^*) 今後ともよろしくお願いします!!
Posted by simonsimon at 2017年02月15日 01:08
ありがとうございました!
今度是非、ご紹介の方法を試してみたいと思います。
こちらこそ、今後とも宜しくお願いします!
Posted by pioneerfield at 2017年02月15日 08:19
どんどん進化してるね!
ホント綺麗に塗れてる。
あれ?ちなみにディッピングと同じセルローススプレーでは色止め出来なかった?
Posted by kousakukousaku at 2017年02月17日 00:19
pioneerfieldさん
こちらこそ、ありがとうございました!!
お役に立てたら嬉しいです♪(*^▽^*)
Posted by simonsimon at 2017年02月17日 06:46
kousakuさん
ありがとう〜(*^▽^*)
セルロースのスプレーも昔使っていたんだけど、身近なお店で簡単に手に入いるスプレーないかなあと探していたのよ。それで近くのホームセンターユーホーで見つけたのがこれでした。これも水性だから塗料との相性がいいと思ったよ〜(*^▽^*)
Posted by simonsimon at 2017年02月17日 06:53
こんばんわ!こりゃ参考になります。
たいした道具やスペースの無い自分には大変参考になります!
Posted by salmon at 2017年02月18日 23:47
salmonさん
ありがとうございます(*^▽^*)
参考になれば嬉しいです♪ 水性は扱いやすい気がしますよ〜。
Posted by simonsimon at 2017年02月20日 07:53
SIMONさん
初めまして、こんにちは。ハンドメイドルアーでどうしても作りたいものがはじめてできまして、これから作り始めようかと思っています。
なかなか敷居の高い塗装方法。色々調べているうちに、とてもわかりやすいSIMONさんのブログにたどり着きました。とても参考になっています。

質問させていただきたいのですが
バルサのシェイピングが終わった後のポスカの下塗りは、はじめてのセルロースのディッピング前にされていますか?それでセルロースに漬けた際に色落ちはされないでしょうか?

前の記事にコメント失礼します。お時間あるときに返答いただけたら幸いです!
Posted by ごろむー at 2017年05月31日 15:57
ごろむーさん
ご返事が遅くなってゴメンなさい!
参考にして下さりありがとうございます

シェイピングが終わって最初の着色は、エラ下の赤と頭の黒を水性ペン(プロッキー)で行い、最初のセルロースの前で大丈夫ですよ。プロッキーの後にセルロースに浸けても水性の顔料だから色落ちはしないですよ。参考になれば幸いです。頑張って下さいね!!
Posted by simonsimon at 2017年06月05日 21:11
SIMONさん

返信、ありがとうございます!!

とても勉強になっています。
実は先にセルロースをしてしまったのですが、SIMONさんのブログによりますと、水性インクでは色流れしなそうなので、セルロースの上から水性ペンでのえら下の赤と頭の黒でも大丈夫ですか??

初めてなので、荒い作りですがカラーリングも含めてうまくなれるように頑張ります!

水性塗料なので、体にも悪くなくて、うれしいですよね^^
Posted by ごろむー at 2017年06月06日 18:25
ごろむーさん
エラと頭の赤と黒は、セルロースの後でも大丈夫ですが、おすすめはセルロース前のバルサの素地に直接着色ですよ。そのほうが、バルサの中まで色が染み込むようにしっかり着色できるからです。ぜひお試し下さいね。僕の作り方を参考にして下さり嬉しいです。ミノー作り応援してます。頑張って下さいね!水性塗装は健康的ですよ〜。
Posted by simonsimon at 2017年06月08日 22:39
初めまして、tと申します。

simonさんのコーティング方法でほぼ色流れしなくなったのですが、一つお聞かせ願いたいことがございまして、書き込みさせていただきます。

お書きになられた文章内に、

『そして塗装が終わったら、1回目のディッピングをする前に「水溶性つやだしニス」を2回吹きします。すると「つやだしニス」というだけあって、艶感が出てすでに仕上がったようになります。

そして20分くらい乾かして、ゆっくりセルロースセメントにディッピングします。』

とありますが、2回吹きというのは、一回吹き付け乾燥、もう一度吹き付け乾燥、ではなく、一度で二重にしっかり吹き付けておられますでしょうか。

お時間のございます時にでもお返事いただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
Posted by t at 2019年01月08日 12:57
tさん
水性の色止め方法を参考にしてくださりありがとうございます。

あの「2回吹き」とは、「一回吹き付け乾燥、もう一度吹き付け乾燥」の方ですよ。

塗装面の乾燥、ニス面の乾燥、どちらをもしっかり確認しながら進めることが大切だと思いますよ。ご参考になれば幸いです。ありがとうございました(*^o^*)
Posted by simonsimon at 2019年01月08日 18:33
こんにちは!!ハンドメイドミノーの作り方の方でも質問させてもらったYUKIです。質問があるのですが、東邦産業の「超!ケイムラコート」を塗ったあとにつやだしニスを吹き付けてもケイムラコートは発光するのですか?また、水性塗料は、ターナーのアクリルガッシュではなく、サクラのアクリルガッシュでも大丈夫ですか?また、SIMONさんは、パーマークのテンプレートはどうやって作っているのですか?僕が作ろうとしても、丸形の穴しかあけられません。この3点についてSIMONさんはどうしているのか教えてください。長文失礼しました。またいろいろ聞かせてください。
Posted by YUKI at 2020年05月11日 09:39
YUKIさんへ
続いてブログを読んでいただきありがとうございます。

超ケイムラコートの後にツヤ出しニスしても大丈夫ですよ。ただ、ツヤ出しニス同様に、ケイムラコートをした後に、文字書き(ミノーの名前)をすると、ディッピングすると字が流れまので、タイミングに気をつけてください。文字がない場所なら問題ないです。(どうしてもそこに文字を入れたい時は、早めにケイムラする、など実験してみてくださいね)

アクリルガッシュは、サクラマット水彩の赤も使ったことがあるので大丈夫だと思いますよ。

パーマークのテンプレートは、ラミネートフィルム名刺サイズの厚さ150μmを使ってます。丸はポンチ(8〜3くらい)、楕円は線香の熱で開けて、ゼブラなどの模様はデザインカッターで切り抜いて作ってますよ。

ご参考になれば幸いです。頑張ってくださいね。
Posted by simonsimon at 2020年05月12日 19:45
返信ありがとうございます。早速線香の熱で開けてみます!!
Posted by YUKI at 2020年05月13日 14:14
 
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