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Posted by naturum at

2018年02月19日

ミノー作り 整形工程

ミノー作りもラストスパート!


今年のミノーがだいぶ揃ってきました。今回はそんなミノー作りの整形の工程について書いてみようと思います。


新しいミノーを作る時や、フォームを変えて改良したい時、僕はミノーの基本となる型板はティッシュペーパーの空き箱を使って作ってます。これはラブリッシュ75タイプです。





まず、4mmのバルサ板に2つ書いてカット。



その2つを両面テープで合体させて形を整え



形が整ったら2つを外してルーターでウエイトの穴を掘ります。



この時、ウエイトがど真ん中にあることが1番重要。僕は掘り過ぎないくらいに控えて掘り、微調整は鹿角で作った「押し込み棒」でメリメリっと押し込んでセンターに配置しています。(このウエイトは一例です)



ウエイトとシャフトを決めたら、瞬間接着剤で固定させます。



ここから整形開始。
まずはペーパーを使って頭の上の部分を削って凹ませます。(#100ペーパー)



次は尻尾(側面側)をカッターナイフとペーパーでシェイプさせます。



次に尻尾(下側)もカッターナイフとペーパーで整えます。カッターナイフを使うのはこの2回のみで、他は全部ペーパーだけで削って整形してます。



次は背中をペーパーで削り



顔の部分までいき



次は鼻先を削って尖らせます。ここまで左右対象になるように同じように交互に削ってます。(右を5回削ったら左も5回削る感じ)



顔ができたら腹部を削ります。



するとこんな感じになります。角がある状態で左右対象になってるかチェックしたら



角を削って丸くします。



そして、バランスチェックも兼ねてお風呂に浸けて1度湯煎します。すると指で押さえすぎて凹んだ部分が復元されます。その後、しっかり水分を乾燥させてからペーパーで最終仕上げをして整形完了です。(#240ペーパー)



ラブリッシュは頭を平らに仕上げてます。これは浮き上がりを押さえるために、頭に「リップ」の役目をもたせているからです。




次はアルミから透けて見えるエラをプロッキーの赤で塗り



頭を黒で塗ったら



整形工程の完了です。



これで次はセルロースに3回ディッピングしてアルミ貼り工程に進んでいきます。


このように、毎回忠実にこの順序で整形しています。








  

Posted by simon at 23:09Comments(2)ハンドメイド