SIMONの釣行記

梅雨入り本番。この時期、釣行日と川のコンディションがなかなか合わない。今回、幸運にも雨上がりの翌朝の釣行に出ることができた。



本流の水面は、曇り雲覆う空が映り込み、
深緑色を通り越して黒光りしている。




いい色だ。。



きっと何か起きてくれる気がする。。



そんな期待に胸を躍らせながら、流心の向う側へキャスト。ミノーは、モデルチェンジ中のマチルダ50S。渓流用で作ったがテストも兼ねて本流で使ってみる。




流れ中で、プルプルと小刻みなアクションからトゥイッチを入れた時、一瞬の違和感のあと、すっと重くなった。



何かがヒット！ 何だ！


、、、ん？ ヤマメの引きってこんな感じだった？ と、思いながら水面に現れた魚体をネットイン(^^;;



あ、、ウグイだったか。 笑




そして、立ち位置を数歩上流に変えてクロスにキャスト。流れ込みの白泡の切れ目に沿わすように、ドリフトさせながら流心を横切らせた。



偏光グラスごしに、流れの中をキラキラと泳ぐ小さなミノーが見えてきた。 、、と、次の瞬間！



ガツンッ！
白銀の影が一瞬にしてミノーを消し去った！



ロッドを曲げ、ドラグを引き出すラインの先に、大暴れする魚がいる。あきらかにさっきの魚とはスピードとパワーが違う。 魚の勢いが緩んだ時、ランディング体制に入り、水面を滑らしながらネットイン！




まだ戦い尽くせず闘魂をみなぎらせている。
この勝負、こちらに武があったようだ。
体高低い細身の本流ヤマメ。
フックを外して計測すると、尺を越えている。



本流ヤマメ 35㎝ (^^;;




自作ランディングネットに初めて尺越えのヤマメが入ってくれた。念願の1本、嬉しくて感無量。鹿角を枕に横たえる魚をしばらく眺めたあと、再び流れの中へリリース。



ありがとう！！(*^^*)



来て良かった。。



こんな良き日に川原立てたこと。
いろんなことに感謝の1日でした(^^;;

また新しい出会いを求めて。。